ハーレーのクランクケース 上面の修正面研。
ここはイケールでセットするか、横向きの機械でやるか・・・というのが普通の加工屋
これを見れば「ずいぶん面倒なことやってるな・・・」となるでしょう。
当社ではクランク軸の水平を出してから加工します。
なぜって?そりゃケースが歪んでるからです。
上面は必ずカム側が下がってます。何故かは解りませんが、常にプッシュロッドで突かれてるからではないかと思っています。
上面からクランク軸芯までの高さも確認、寸法合わせを行います。
事実、FRで異なる例があるのですよ。「そういえばピストンの焼けが違ってた」とか。
普通はここの寸法、疑わないですよね・・・
まずは疑問に思ってみる、常識を疑ってみる、もう一度やり方を考え直してみる・・・・
常にこの姿勢を忘れずにいると、見えてくるものがあります。
見積もりやらなんやらで遅くなる。23時28分本日の業務終了。以上。
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