Z系ヘッドのプラグホールは、必ずと言って良いほどクラックが入る。
「白バイ仕様は耐久性を上げるためプラグが細い対策品になっている」などという都市伝説がまことしやかに囁かれるほど。
裏を返せばそれくらいZのオーナーさん達はひび割れの無いヘッドを渇望しているわけで、ヨシそれならばひと肌脱ぎましょうというのが今回の趣旨。
その場しのぎのごまかし修理ではなく、長く乗れるきっちりした修理法の確立を目指す。
実証実験用にヘッドを御提供頂いたショップ様に感謝。
EXシートリングへとクラックが走る。
確かにシートリングとの距離が近すぎる・・・が、シートリングが落ちることは無い。鋳込みのシートなのです。この鋳込みというのが、修理を考えるときなかなか厄介。
まずは下処理で徹底的な洗浄脱脂を行う。冶具も作る。
今後の進展に期待されたい。
22時30分本日の業務終了。以上。
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