先週末の続き。
ボトムケース上側の受部も摩耗しているので修理。
オイルシール取付部と一体構造。内径拡大しブッシュ圧入する事も検討したが、肉厚不足のため丸ごと新規制作する事になった。リン青銅を使用。
この部分に入るオイルシールは、なんと皮革製とのこと。
諸々加工修正を経て、完成。
インナーチューブ外周打痕キズ等ひどいが、この先の修正調整はオーナー様自らが行う。
戦前の軍用車を我物にし全て手を加え修理再生を行うとは、全く趣味として最高峰の部類に入ると思う。
当方も幼少の頃タミヤのM4戦車など作り、模型屋でケッテンクラートの大箱を羨望の眼差しで見上げていた記憶があるが、まさか大人になって本物を修理する機会があろうとは・・・
明日7/26(火)は所用により休業いたします。
22時33分本日の業務終了。以上。
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